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サンキュウ農園(と、八百屋cafeツチノコ)

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This Will Be Our Year 2016

いつまでたっても寒くなりそうで寒くならない、何だかもどかしい冬で、もっと冷たくしてくれよと、ちょっと変わった趣味のカップルみたいな気分です。

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(春に向かう、葉玉ネギ。)

妙に暖かいので、なかなか年末という感じもせずに、暮れるなら暮れ給えと、悠長な気分でいたら、いつの間にか年が明けてしまっていて、今年もまた追われる一年になりそうな気配が、早くも濃密に漂っています(やれやれ)。

…ところでこの年末は、社員旅行というかただの遠足というか、海まで足を伸ばしてみました。

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畑が全く目に入らない景色は気持ちが安らぐなぁと、呆けた気分で帰ってきて、現実を目にすると、あれもこれもやっておきたかったと、気持ちが荒れかけますが、まぁ慌てて泣いても仕方がないので、また1年ゆっくりヒーヒー騒いでいこうと思います。

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(へばりつくニンニク。)

あんまり実感はないのですけど、今年で農園も10年目となります。畑は結局1つ1つの仕事を丁寧にやるしかない…というのが最近感じるところで、段々と出荷に追われたり、変にこなれてきたり、手元が疎かになりがちなので、気をつけてより手をかけていれればと考えています。

本当は、余計なことを考えずにただただ野菜を作っていられたら幸せなんですが、なかなか今はそんな気楽な時代でもなくて、常に先を見据えていないと、あっという間に化石みたいになってしまいそうです。

とりあえず10年踏ん張ってこれたので、また10年。これからも続けていけるように、今年は少しだけ新しい1歩も踏み出してみようかと思っています。(畑から出ると、本当に足取り重くて嫌になりますが…)。

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昨年もお付き合い下さった全ての方々に、心から感謝しています。本当にありがとうございました。
本年もサンキュウ農園をどうぞよろしくお願い致します。

| 独り言(ハズバンド) | 23:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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待つ冬

ようやく少しは冬らしくなるのかと思いきや、先週は南国に紛れ込んでしまったかのような陽気になって(12月にトンネル開けた記憶はないです…)、こんなに寒さが恋しい冬は初めてです。

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(本当は毎朝こんな光景なはずのですけど…)

ひと昔前は、風が吹くと桶屋が儲かったみたいですが、果たして南米の海水温が上がると何屋が儲かるのか。どこかの暖か肌着が売れなくなるとかいう人もいますが、少なくとも有機野菜農家は特に儲かったりなんてことはないようです。

そんなわけで、今年は畑がいつまでも青々としていて、なかなか冬支度という感じもせず。どっちかというとこれ以上大きくなる前にとっとと抜いてしまおうと、大根の貯蔵作業を進めています。

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(今年は、三浦と色大根がやや大きめ。聖護院は丁度良い大きさで、ミニ大根がミディ大根といった具合です。)

この週末で大根は大方片付いたので、今週はあれこれ土寄せと白菜の被覆をやっつけて、腰を据えて寒さを待ち構えようと思います。

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(ホウレン草。いよいよ旬までもう一歩というところです。)

…ところで、その昔学生の頃、ペルシア語を学んでいたのと、映画が大好きだったこともあって、イランに旅行に行ったことがありました。

9・11の後、アフマディネジャドが大統領になるちょっと前という、テヘランにも穏やかな雰囲気が漂っていた頃で、街場を歩けば、若者からに「ナカータ!」だの、「おしん!」だの声を掛けられ、あるいは「実は、ビン・ラディンは俺の家に匿ってるんだぜ。」なんてしようもない冗談を耳元で囁かれたり。田舎にいけばありとあらゆる人の暇つぶしに付き合わされたりと(どこかの農村みたいだ)、もの凄い日射しと、猛烈に乾燥した空気、排気ガスと、やたら飲まされたお茶と炭酸飲料とともに、強烈な思い出となっています。

で、その頃僕は「平和」という名前のタバコを吸っていたのですが、何度かタバコ交換しようとなった時に、「お前もの凄い名前の吸っているな」と大笑いされて、本当に、だから何だという話なんですが、何か今年はそのことが良く思い出された一年でした。

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(レタスはそろそろ露地からハウスへ移り変わり、です。)

| 独り言(ハズバンド) | 00:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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打つ冬

ーもはや平八郎にとって、米などどうでも良かった。

…というのは、この間ラジオで天久聖一さんが紹介していた、書き出し小説の一節ですが(これだけでワクワクしてしまいます。)、今年の11月は、もう野菜などどうでも良かった、と思わず畑を抜け出してしまいたくなるような陽気が続いていて、だいぶ(というか、かなり)ヤキモキさせられましたが、先週末からようやく霜が降りるようになって、少し冬らしくなりつつあります。

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(土曜日はなかなかの冷え込みでした。)

結局今年も牛歩となってしまった里芋掘り。

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先日ようやく全部掘り終わって、貯蔵穴もパンパンです。

この後は大根を埋めて、カブや人参に土を被せて、白菜を防寒して…と、畑の冬支度が待ち構えています。

一方、ハウスや露地トンネルやらでは、春に向けての作付けも少しずつ始まっていて、結局今年も最後の最後まで慌ただしい一年となってしまいそうです。

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(春人参の1番手。今はトンネルの中でぬくぬくしています。)

…ところで、「膝を打つ」という言葉がありますけど、良いのか悪いのか、9年続けても毎年そんなことの連続だったりします。

今年も、この品種はこう作るべきだったと、はたと気付いたり、この作業のこの工程はいらなかったのかと、呆然としたり、本当に数え上げたらきりがなくて、自分のアホさに我ながら情けなくなります。

それで言うと子供の頃、水の中の体積(?)というのが長いこと良く分からず、ずっと風呂に入るとお湯が増えるというのが謎で、おまけに僕は卑しい子供だったから、その理屈でいくとジュースに氷を入れたほうが沢山飲めて得だと本気で思っていて、それがそういうことじゃないと分かった時というのが、今まで一番強く膝を打った時だったような気がします。

ちょっと前に、コーヒー屋さんでアイスコーヒーの氷抜きというのを注文したら、「その分の量増えませんけど、良いですか?」と若い店員に真顔で聞かれてしまって(妻から大笑いされました)、そんなことをふと思い出しました。

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(早くも毛布と一体化しつつあります。)

| 独り言(ハズバンド) | 23:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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12/5(土)アークヒルズマルシェに出店します

今週末12月5日(土)、アークヒルズマルシェに出店します。

場所 アークヒルズ アーク・カラヤン広場
時間 10時~14時

詳しくはこちら→アークヒルズマルシェ

今年はずっと暖かくて、いつまでも秋が続くような気にもなりましたが、ここ数日はびっちり霜が降りて、ようやくホウレン草などシーズンが到来という感じです。

ぜひいらして下さい。お待ちしています!

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| お知らせ | 23:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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漏れる秋

里芋を掘る頃は何だかよく雨に降られる…という、そんな経験を裏切らないように、今年もよく雨の降る11月です。

おまけに、本当だったら今頃は毎朝のように霜が降りて、氷点下まで冷え込んでいてもおかしくない時期なのにもかかわらず、いつまでもダラダラと暖かく、あまり育ちすぎてほしくない野菜までも元気で、この畝と、あの畝だけ早いとこ冬になってくれやしないかと、そんな夢みたいなことを考えて…も仕方がないので、お尻に火をつけて収穫に勤しんでいます。

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(今年は虫捕りに追われた人参。何とか無事に収穫の時を迎えました。)

エンドウ類、小麦に引き続いて、今週からは来春穫りの人参・大根を播き始めて、まだ夏野菜も片付けていないのに、何が春の野菜だと、我ながら一言言わずにはいられない気分ではありますが、何にせよ、季節も畑もどんどんと進んでいきます。

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(合間をぬって、玉ネギの間引きも進め中です。)

…ところで、田舎の城里とはいえども、作っている畑の側には割と住宅が立ち並んでいて、農作業をしていると、住人の方々とも良く行き会います。

捕まると長くなるタイプの人もいるので、なるべくいつも忙しいフリをするように心がけているせいか、最近は大人から声を掛けられることは少なくなりましたが(それはそれで寂しい)、小さい子はそんな気配を完全に無視して、ズカズカと畑にやって来たりします。

子供は別に嫌いではないけれど、あまり得意でもないので(じゃあ大人は得意なのかと言われると、そんなこともないのですけど…)、一体何が楽しいのか、やれ何の仕事しているのかと尋ねられたり、友達の名前を延々聞かされたりと、やられたい放題です。

つい先日も、雨上がりの畑に遊びに来たので、靴ドロドロになってお母さんに怒られるよと言ったら、「怒られない」と言い張るので、お母さん怖くないのと尋ねてみたら、「優しいし、起こらない。でも◯△☓◯△☓◯△☓…。」と、きっと知られたら恥ずかしいだろうなという話をポロッとして帰って行って、あぁ、田舎のゴシップの出元は案外身内なのかもしれないなと、1つ知恵をつけられた気分でいます。
(自分だって、どこで何を言われているか分かったものじゃないです…。)

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| 独り言(ハズバンド) | 23:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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