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2007.09.30 Sun
この週末は、遥か旭川よりワイフ友人が手伝いに来てくれました!
イモ掘り、イモ選果、出荷にミニ白菜定植、葉物種まきと大助かり。(書き並べると、何だか散々コキ使ったみたいですけど、そんなことはありませんよ。あくまで楽しめる範囲だった…はず?)
いつも2人でやっているので、人手のありがたさを心底実感しました。ホント、サンキュウです。

2人並ぶとベテランの風格が…


植えたてホヤホヤのミニ白菜
最近は適度な雨も降って、野菜は順調に生育中。

大根もまた一回り成長

自家用ネギも最後の土寄せが完了


ニンジンも1本試しに抜いてみたら、なかなかいい形で育ち中。甘いいい香りがして、近付く収穫が楽しみです。
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| 農(ハズバンド)
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2007.09.22 Sat
残暑もここまで厳しいと、まだ夏だと思うしかないか…と諦観の心境に達しつつある今日この頃です。
ただ、暑い暑いと言いつつも、さすがに9月下旬にもなると朝晩はめっきり涼しくなって、大分体も楽になってきました。
人間の体もらくになるということは、どうやら虫にとっても過ごしやすくなってきたようで、畑のあちこちで色々な虫と顔を合わせる機会が増えてきました。

(ニンジンは虫にも負けず元気に生育中)
ナスやら大根の葉っぱなんかは、多少虫に喰われてもどうって事はないのですが、葉がメインの野菜
(レタス・ミニ白菜・バジル・小松菜など葉物野菜etc...)は、さすがに売り物にならなくなる事もあるので、見回る度に目を光らせては捕殺、捕殺の日々です。
防虫ネットも、外からの輩には威力を発揮しますが、ネットの中に虫がいる場合には逆効果。わざわざハーレムを作ってやるようなものなので、以外と難しい資材のような気がします。
(大きな声では言えませんが、ウチでも先日植えたミニ白菜のネット内部に虫がいて、ヒドい目にあったばかりです…。)
ただ、以前も防除の記事で触れましたが、虫ゼロっていうのは不可能なので、なんとか共生していくしかありませんねー。大体、畑に限らず何でも異物を完全に排除するっていうのは難しいし、そもそも排除って野蛮な気がしますよね、何か。
一応、一般的には、土壌の物理性を改善したり、畑は(草を含めて)多種多様な状態にして、来る虫の種類をなるべく増やし、ある種類だけが繁殖してしまわないようにする、なんて事が言われていて、特に、野菜にとって害虫とされる虫の天敵を呼び込めたらサイコーなんですが、なかなかそう上手くはいきませんねー…。
昔、「スターシップ・トゥルーパーズ」ってB級虫退治SF映画があったんですが、あんな風にビシバシ退治できたら痛快ですね、ハハハ。

まあ、でもなかなか簡単にいかないっていうのは、反面、やっていく面白みでもあるわけで、喰われても、へこんでも、「失敗を経てー、経てー、経続けられるかどうかなんだよ」と、くじけず、めげず、作り続けて行くんだ、チキショウ。
| 農(ハズバンド)
| 20:15
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2007.09.17 Mon
私、暑いとブログが書けません。だから、どうか涼しくして下さい。
七夕もとっくに過ぎた今、どなたがこの願いを聞いてくださるか…、でもダメもとでお願いしてしまう程、暑い、暑い、暑い~~~!!
そして今日のテーマは、畑での闘いについて。
”アブラナ科”、それは、なるべくならこの時期には作りたくないもの。
なぜならば、青虫との熾烈な闘いが待っているから。
プチベールという寒さにめっぽう強い野菜があり、冬場の主力野菜候補として7月末に植え付けをました。”アブラナ科”と聞き、一歩後ずさりしてしまったけれど、「病害虫には強いらしい」という甘い言葉につられ…。
しかし、モンシロチョウがどうも大集合しているぞ…ウム、などと思っていたら、青虫大発生~。何匹潰しても何匹もお生まれになられる。これは、蝶と闘わなくてはなるまい、と望みを託した
その名も「ナイス、蚊っち!」
↓

ハエ、気絶。よし、いける。
いざ蝶へ。「ジリッ」。ヒラヒラ。「ジリッ」。ヒラヒラリ~。「ジリッ」ヒラリンリン~。
ラケットを持ち、畑を走り回らされた挙句、こっちがやられそうなのでthe end。「ナイス、蝶っち!」ならず、残念。
今日も明日も青虫を潰すライフ。
ニンジンやパセリで出会うアゲハのお子様も里芋で出会う蛾のお子様、サツマイモでビートを刻んでいる何かのお子様、どなたもかなりグロテスク。
法則→根菜で出会う虫は笑えない。
だから青虫さんは、まだ可愛いものです。だから闘いは終わらないワンダフルライフ。
| 農(ワイフ)
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2007.09.11 Tue
9月にもなると、日も段々と短くなりだして、朝起きるのが辛くなってきつつある今日この頃です(夏場なら明るかった時間でも今じゃ真っ暗)。
やはり人って暗い時間は眠るように出来ているんでしょうか(あるいは単にぐうたらなのか…)?
今年はラニーニャの影響で、残暑が長引き秋が無くなるとか、一気に厳しい冬が来るだとか、やっと猛暑が一段落したと思っていた矢先に気の滅入るようなニュース、嫌になっちゃう話です、全く。
個人的には暑いのはあまり得意じゃなくて、どっちかっていうと、寒い寒い言っている位のほうが良いので、段々と寒くなっていくこれからの季節は、一年の中で一番良いなって、毎年思います(とはいえ本当に寒いと、それはそれで嫌になるので、人って贅沢ですね)。
春っていうのは、新学年とか段々日が長くなるとか、どうもこれから色々始まっていくっていう浮かれた感じ(偏見)がして、鬱陶しいなって思ったりもするんですが(あと花粉も)、その点、秋は寂しい感じがしていいですね!
それに、何となく、秋には良い事が起こるような気が。(短い人生経験から…)
そんなこんなで、大した理由なくやる気になっているファーム小林。
大根の種まきは着々と進行していて、レタス・ミニ白菜の定植、葉物の種まきも間近。ハウスのアイコ・秋インゲン・ニンジンも順調に生育中で、早くも実りの秋の匂いがプンプン漂いつつあります。
暑い間力を蓄えておいたので、これからスパークさせて、バリバリ稼いで、冬は食い倒れの旅行だー!

※ワイフがサツマでサラダを作ってくれました。うめー!
| 独り言(ハズバンド)
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2007.09.10 Mon
いよいよ出荷を迎えたサツマ(ベニアズマ)のご紹介を…。

あまり肌はきれいではありませんし、形もいびつだったりするのですが、そこはご愛嬌ってことで…。
※味はバッチリ保証します。

試しにオーブンで焼き芋にしてみました。

手抜き調理なので、ちょっと固めでしたが、ホクホク栗みたいで美味。

秋の訪れを感じさせます。
水洗いした方が見た目にはキレイなのですが、土付きの方が日持ちするので、洗わず袋に詰めて出荷しています。
サツマはまずベニアズマからのスタート!そしてこの後、金時や紫イモなども収穫が控えていますので、お楽しみに!
| 農(ハズバンド)
| 20:18
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2007.09.07 Fri
台風も通り過ぎて、今はまるで宴の後、すっかり静かになったここ城里町ファーム小林です。
学生の頃は学校が休みになったり、怖いもの見たさだったりと台風が来るのを割と楽しみにしていたところがあったんですが、今こうして畑を耕す身になってみると、台風なんて“厄介”以外の何者でもありませんね!
夕べは激しい風の音と、ハウスがグニャグニャに曲がるというような、悪いイメージが頭から離れず、さすがにあまり眠れませんでしたが、朝畑を見回ってみると、致命的な被害はなかったので、とりあえずはホッとしています。
とにかく、一番ひどい天候になる前に、獲れる分だけは獲ってしまおう!と、今朝は嵐の中の収穫。トウガラシは大分実が落ちてしまっていて、水ナスも風ですれて実が傷だらけ…。ワサワサ揺れる葉っぱの中からオクラを探し出すのも至難の業。
ただ、ミニピーマンとナスは結構獲れて無事出荷することが出来ました。
というわけで、今日お店に並んでいるのは、命からがら生き延びた野菜たちなので、生命力抜群で味もケタ違い…かどうかは知りませんが、大切に食べてやってもらえると、ありがたい限りです。
それにしても、一番の心配だったビニールハウスは無傷でしたし、雨も思ったよりは降らなかったのと、前もって畑に溝を切っておいた成果もあって、冠水の被害に遭うこともなく、とりあえずは倒産せずに済みそうです、ハハハ。
…そうはいっても、作物は強風でことごとくなぎ倒されてしまったので、全部元通りに直すのも一苦労、なかなか気の重い作業が続きそうです。
その上、倒れて汚くなったりしたので、病気が出たりしないか、心配も尽きず…。
ただ、こればかりは心配してもどうにもならないので、作物の生命力を信じるのみ。
と、ウチは大した被害もなく済みましたが、農家に限らず被害に遭った人は沢山いることと思いますので、一日も早い復興と、これから台風を迎える人の無事を祈りつつ、1百姓としては「自然災害なんかにめげないぜ!」と、まだまだ前向きに耕していくしかないぞチキショー!
| 農(ハズバンド)
| 19:53
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2007.09.04 Tue
台風が接近していて、何かと落ち着かない城里町、ファーム小林です。
最近はようやく朝晩涼しくなって、夏の終わりを感じる毎日。
ハウスに植えたミニトマトは順調に生育中。初の”わき芽取り”をしました!

秋のレタス第1弾(リーフレタス)も収穫が近付き、

(8月の旱魃で、多少発芽が揃わなかった畝もありますが…)ニンジンも着々と大きくなっています。

そして、とうとうサツマイモの収穫が始まりました!!!
とりあえず、一番生育の早いベニアズマから。

何とか台風の前に終わらせなければ、と必死に掘ること2日、ようやく目処が立ってホッと一息といった感じです。
他の品種は収穫までもう少しかかりそうですが、「オレも/アタシもイモ掘ってみたい!」なんて方は、ぜひご連絡下さい!手頃な大きさのイモを掘り上げた時の快感は、何ともいえない良さが…。
ちなみに掘ったベニアズマは少し乾燥させてから、選果して出荷する予定です。
穫れたイモの具合などは、写真を添えて次回、また…。
お楽しみに!
| 農(ハズバンド)
| 20:49
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2007.09.01 Sat
訳の分からない新参者が農村に入る、尖った部分を削らずして生き残れるのか。
私たちはただ、安心な野菜を作りたいだけ、何も悪いことはしていない、こう自分に言い聞かせても、もともとこの地にいて、頑張ってこられた人たちに、不快感を与えてしまっているのは事実だ。
「消費者は、安心なんか求めちゃいない、安さだけだ。」
「野菜の本当の形は、農薬を使わなければ分からないですから。」
アドバイスも沢山頂く。
これまでこの地で正しいとされてきたことは、これからも正しいのか。
従うしかないのか。
ノ~~~~~!!No!No!No!
全て従うなんてできないのだァーーーーーーーーーーーーーーー!
私は元々、感情先行型人間、常識や理屈(時にそんなもん屁理屈なんじゃい!)を並べ奉っても、気分がよくなかったら意味がないんです。
常識なんてものは、ある程度分かっていたとしても、敢えてしたくないことが山程あるんだ~!だ~!だ~!
だってまんまるになってコロコロ転がっているだけじゃあ、こんなにも楽しい農作業ライフが3K(キツい、汚い、金がない、でしたっけ?)のまま。
私には持続する自信アリマセ~ン。
この夏、暑さと共にこんなようなことでクヨクヨしていたわけですが、秋の気配を感じるにつれ、またウチの野菜を美味しく食べて下さっている方からの励ましのお言葉(元気百億倍デスyo!)などに支えられ、ブログ投稿できるまでに回復!よしっ!
所詮人間何もしなくても二酸化炭素をまき散らして地球を汚すだけ。他人にだって我存ぜぬところで、きっと沢山の迷惑をかけている。どうせかける迷惑ならば、せめて自分の納得のいくことをしつつ、スンマセンねぇ~、という気持ちを醸し出しつつ、できるだけソフトに済ませたいもんだなぁ、なんて思いますです。
長くなりました、しかも独りよがり度が半端じゃありません。もう皆さんにご迷惑をおかけしてしまいました…。
今後、このカテゴリーはどうか優しく無視してやって下さい。m(__)m
収穫の秋に向かってGO STRAIGHT!
イモ掘り勇士たちよ、至急集合されたし!
猫にも悩みはあるぞなもし
↓

| 魂の叫びの放出をお許し下さい(ワ)
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