逃避する春
ここ1週間ほどで、何だか急にあれやこれやのスイッチが入ったようで、冬の間ゆっくり育ってきた野菜もグンと伸び始め、あちらこちらでつぼみが見られるようになり、畑の草も目立つようになってきました(いやはや)。

(春の菜花類も始まります。)
晴れた日に畑に立っていると、そんな様々なものが動き出した匂いが立ち上っていて、人間まで一緒になって動き回りたい気分になります。
こうして春が始まっていくと、冬の野菜とはいよいよお別れで、露地からハウス、ハウスから今度は露地トンネルへと、どんどんバトンタッチしていきます。


(来週くらいからトンネルへと突入です。)
それにしても、今年は例年以上にカラカラの2月で、畑がすっかり砂漠みたいになってさすがに心配だったので、この時期には珍しく、種まきの後に灌水などしたりしました(今になってみれば、やらなくても大丈夫だった気も…)。砂嵐が吹きすさぶ日も少なくなくて、ちょうど風の凄い日に小麦の中耕をしていたら、後日それをみていた近所の友人から、砂の煙幕で姿が見えなくなって忍者みたいだった!と、大喜びの電話がかかってくる…という、バカな一幕もあって、何だかなという感じです。

…ところで、後悔、なんていうのは言いだしたらきりがなくて、あの時こうしておけば良かったとか、もしかしたら違った人生があったのではないか、なんてふとした折に思うことが多かれ少なかれあると思うのですが、自分にもそういうことがもちろんあって、例えば中学の時、野球じゃなくてサッカーやっていたら、今頃アントラーズで13番引き継いでバカスカ点を取りまくっていたんだろうな、とかそんな妄想をすることもあります(運動神経ないから、それは絶対になかったと思いますけど)。
でも、そうして下らない現実逃避をしたり、ふと違った世界へと思いを馳せたり、センチメンタルな気分になったり、一人で穴に入りたいような思いに駆られたり、というのは楽しいだけではないかもしれないけど、ある種それも幸せな時間で、ただ、そこを一歩超えて、何かを書き換えてしまったり、削り取ってしてしまったり、なんてことが始まると、色々歪みが生まれてしまうんじゃないかなぁ、なんてことを、ちょうどそんな映画を観たり曲を聴いたりしたので、つらつら考えたりしています。

(ジャガイモは植わったものの、確定申告は全く手付かずのまま。あー。)

(春の菜花類も始まります。)
晴れた日に畑に立っていると、そんな様々なものが動き出した匂いが立ち上っていて、人間まで一緒になって動き回りたい気分になります。
こうして春が始まっていくと、冬の野菜とはいよいよお別れで、露地からハウス、ハウスから今度は露地トンネルへと、どんどんバトンタッチしていきます。


(来週くらいからトンネルへと突入です。)
それにしても、今年は例年以上にカラカラの2月で、畑がすっかり砂漠みたいになってさすがに心配だったので、この時期には珍しく、種まきの後に灌水などしたりしました(今になってみれば、やらなくても大丈夫だった気も…)。砂嵐が吹きすさぶ日も少なくなくて、ちょうど風の凄い日に小麦の中耕をしていたら、後日それをみていた近所の友人から、砂の煙幕で姿が見えなくなって忍者みたいだった!と、大喜びの電話がかかってくる…という、バカな一幕もあって、何だかなという感じです。

…ところで、後悔、なんていうのは言いだしたらきりがなくて、あの時こうしておけば良かったとか、もしかしたら違った人生があったのではないか、なんてふとした折に思うことが多かれ少なかれあると思うのですが、自分にもそういうことがもちろんあって、例えば中学の時、野球じゃなくてサッカーやっていたら、今頃アントラーズで13番引き継いでバカスカ点を取りまくっていたんだろうな、とかそんな妄想をすることもあります(運動神経ないから、それは絶対になかったと思いますけど)。
でも、そうして下らない現実逃避をしたり、ふと違った世界へと思いを馳せたり、センチメンタルな気分になったり、一人で穴に入りたいような思いに駆られたり、というのは楽しいだけではないかもしれないけど、ある種それも幸せな時間で、ただ、そこを一歩超えて、何かを書き換えてしまったり、削り取ってしてしまったり、なんてことが始まると、色々歪みが生まれてしまうんじゃないかなぁ、なんてことを、ちょうどそんな映画を観たり曲を聴いたりしたので、つらつら考えたりしています。

(ジャガイモは植わったものの、確定申告は全く手付かずのまま。あー。)
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| 独り言(ハズバンド) | 04:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑